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ベタ基礎

 またまた瑕疵保険のお話です
 ちょっと専門的な話になると思いますが、ごめんなさいね

 瑕疵保険の各法人は加入の条件として、基礎や雨仕舞いなどを対象に建築基準法の規定を補完する設計施工基準を定めているんですよ

 住宅あんしん保証のHPの設計基準を見たのですが・・・

 木造住宅のベタ基礎の設計方法として、1.構造計算2.保険法人の定めた配筋表の仕様に従う、という2つの選択肢があるそうです

 ベタ基礎については、建築基準法に基づく2000年の旧建設省告示1347号(※注1)の仕様が当てはまると思っていたのですが、保険仕様だと・・・

 1.底盤:120(告示)→150以上(保険仕様)
 2.主筋の直径:D12(告示)→D13以上(保険仕様)
 3.補強筋:D9@300以下(告示)→D13@250以下(保険仕様)
 (※注2)

 と、告示より保険仕様の方が厳しくなっています

 高いレベルで設定するのは良いと思うんですが、ただこれだと瑕疵保険は法律で絶対的に、加入が義務になったのでこの基準をクリアーしないと意味が無いですよね

 要するの、この基準になる告示の意味がなくなるような・・・
 他の機関をすべてチャックしたわけではないんですが、これが標準だとすると告示がまったく意味無いですよね〜

 どうなるんですかね・・・
 ではではまた色々分かったら、書き込みしますね

 ※注1 告示とは、国が定めた基準仕様みたいなのと考えてくださいね
 ※注2 @はピッチ、@250は250mm間隔で配置する意味です

 HP:窪田建築設計事務所

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